ルサンチマンとよそ者排除 日本を動かしている原理

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"File:Had silence become so heavy and unbearable.jpg" by Erik Pevernagie is licensed under CC BY-SA 3.0
「ルサンチマン」という言葉をご存知だろうか?

 

WikiPediaによると、「主に弱者が強者に対して、「憤り・怨恨・憎悪・非難」の感情を持つことをいう。」のだそうだ。

 

要するに「羨ましい」の嫉妬版と言える。
それが自分が受益者として絡んでいなければ、特に妬ましく感じるのだ。

 

実は日本という国の社会は、このルサンチマンが行動原理になっていないかと疑いたくなることがある。
例えば、安倍首相のお友達だから獣医師会が反対しても、獣医学部ができたなどという話もルサンチマンだと思う。要するに自分が受益者として関係できない事で、他人が便宜を受けるのは「ずるい」という感覚だ。
そもそも獣医師会が反対する理由が私には理解できないのだが、とにかく同業の競合が増えるのがイヤらしい。そう言えば、ペット専門の獣医師は東京都内ではそこそこ目にするので、競争は激しいのかもしれない。
問題は、ペットでは無い家畜を担当する獣医師の少なさなのだが。

 

それに東日本はともかく、西日本に獣医学を担当する大学が少ないというのも、国全体から見て問題だというのは正論だ。
その正論が建前であるに過ぎないにせよ、その裏側を敢えて「ずるい」、「安倍内閣は信用できない」と煽り立てるマスコミもどうかと思う。
結局日本人を突き動かしているマグマは、この”「私以外のずるい奴」を叩きのめしたい”という衝動=ルサンチマンなのではなかろうか。

 

また田舎に行けば行ったで、こういう事例もあるのでなかなか田舎暮らしはむつかしい。「よそ者排除」というのもそういう観点で言えば、日本における行動原理のもう片方なのかもしれない。

 

在日関連の問題にしてもそうだ。太平洋戦争終結時に送還事業があったものの、占領時であり、徹底されていなかった模様だ。韓国、北朝鮮籍の所謂本当の在日一世の方よりもはるかに多い人が、朝鮮戦争時や、過酷な赤狩りで朝鮮半島やチェジュ島から大阪の親類を頼って逃れてきたと聞く。
WikiPediaに詳しいので、そちらを参照されたい。

 

こうみてくると在日朝鮮人の方々の課題というのは、このルサンチマン問題と、よそ者排除問題の両方が絡んでいるのかもしれない。
あまり良い傾向ではないことだけは事実だ。

 

自粛警察もこの文脈で見ると何となくわかった気になる。
要するに自由にやっている奴が妬ましいのだ。
妬ましい上に、自分とは違うので排除したい。
これが自粛警察ではなかろうか?
「人様に迷惑をかける」というのは、建前に過ぎない。
本音は、「ちょっとでも自分に迷惑がかかるのがイヤだし、自由にしているのが妬ましい」なのではなかろうか?

 

マスコミや自粛警察の動きとは、一歩離れ見ると実はそんな景色かもしれないのだ。

 

 

 

 

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