期待のLHH800Rが納品されました。まずは、ノーマルなLHH800R
の写真です。鈴木 哲氏移籍第一弾のLHH800R!特と御覧あれ!
音的には・・・確かにCDM4はCDM9よりも重厚な音作りです。
でも、それぞれ魅力があります。
始めはなんとなく居心地の悪い音が出ました。XLOでトリートメント
してもなんとなく居心地の悪さは変わりません。はて・・・ということで
やはり開けてみました。なるほど・・・線の取り回しが納得行きません。
なんとなく見た目の美しさを優先した感じです。配線の取り回しを変え、
主要チップに銅箔を張りました。まだ、コンデンサには張っていませんが、
これだけでざらついた居心地の悪さは解消できました。ついでに把握
できた信号系のコネクタにセッテンの金さんを少量使用。
ナチュラルさ加減が増して、クロックを換えれば期待できそうです。
(実はこの後、StainMusic CCSに接点保護材は変更している)


納品された状態です。赤いスクリューでCDM4メカを固定してあります。電気を入れる
前に外さなければなりません。それから、上のプラスチックの足は外しましょう。
また、ベタ足ではなく、点接点に変更します。すっきりしましたね。(^^)
回路的にはProject D-1 DACに良く似ていると思います。
ただし、あちらとこちらではDACチップそのものが違います。
フタです。四角いものはスポンジだったようですが・・・
もう腐食しています。張り替えてくれたら良いのに。

デコーダー部です。

デコーダー電源部

デコーダー部の主要チップを銅箔でカバーしました。
ついでに、電源の線をチップ上ではなく外側を這わせました。


ディスクリートアンプ段です。DACの後に入っています。 DAC7にも銅箔のボウシ

元に戻したところです。電源にはフェライトを噛ましました。
デコーダーの電源線も外だしです。

最後にフタもシールドをして。とりあえずはここからクロック交換です。

サーボ回路の主要コンデンサをOSコンに変更します。
これで音のベールが一枚抜けます。
ディスクリートアンプのバッファー段にコンデンサをパラりました。
これでまた一枚音のベールが抜けました。

強化された電源部

ここが今回のチューニングの心臓部。高精度クロックとバッファー回路です。

完成状態がこれです。 デジタルアウトには、パルストランスを。75Ωに設定された
BNC端子と単線を縒って接続しました。
この後、下のように全部のフェライトコアを撤去した。
蓋を閉めて試聴すると明らかに低域の解像度がフェライトが無い方がいい。
どうやらフェライトコアは筐体の中の閉じた環境で使うと良くないようだ。

これがチューニング前のデジタルアウトの波形です。
何もしていないノーマルLHH800Rのデジタルアウトは、
乱れきっていて定位どころか、音が聴こえるはずが無い
という状態です。、

今回同時に導入したStainMusicのリピーター機能付き
アクティブデジタルケーブルを持ってしても、整形は出来
ませんでした。やっぱり、元を正さないとダメです。
ソースファースト!

これが今回チューニングした後の波形です。アクティブデジタルケーブルの前で
入り口がこれだけ綺麗になっていると、ちゃんと音が聴こえてきます。
ところがです・・・今度は、Project D1 DACが問題になってしまいました。
LHH800RRのバランス出力の方が圧倒的に音の定位と透明感がいいのです!
困りました!低域の伸びと力強さではD1 DACも捨てがたいのです。
透明度 LHH800RRの方が2枚も3枚も剥れています。
擦りガラスの向うで鳴っているのがD1 DACなら、
LHH800Rはそこで鳴っています。
音感 どちらも低めですね。ただ、D1の方がアグレッシブです。
低域の伸びは圧倒的にD1 DACが上です。これは、
マルチビットDACの音と、DAC7の違いかもしれません。
定位 圧倒的にLHH800RRの勝ち。
なお、やはりXLR接続のほうが良いです。違いすぎます。
XLR端子はレイカの金属磨きで磨いた後で、金さん処理
をしました。金属磨きはこれ。


これが磨く前 これが磨いた後

これが交換し、取り外した部品
なんという事だ・・・ベーゼンドルファーとスタインウェイとヤマハと
カワイのピアノの違いが聴き取れるではないか!なんということだ!
ああ・・・ベースが響く・・・
子供達をお風呂に入れながら考えていました・・・
この音は知っている・・・そうだ!あの音に近い!
そうです。ELAC ST655Eをオーディオクラフトのオイルダンプアームに載せた
時の音です!あれからヒスノイズを取ったら・・・マイクロの5000に付けた時の
あの静寂です。あるいは、オルトフォンのMC20をSTAXのアームで聴いたあの
音です。イコライザはクラフトかな?
そんな音ですよ。
なんということだ・・・CDの世界は・・・認めたくは無いが、SONYの森田氏は
正しかったと言うことになる。でも、あえて言うなら・・・CDを650MBではなく、
最初から750MBにして、48KHzで入れるべきではなかったのか!
5Hz〜24KHzで入れるべきではなかったのか!ついでに言わせて貰えば
エラーコレクションをフォーマットに持ち込むべきではなかったのか!
まあいい・・・
音楽が聴こえる。楽器の息遣いが・・・
そんな気分なのです。